F&Aレポート

F&Aレポート 2012年10月20日号     Presented by Aquarius Intelligence Institute Inc.

一日を気持ちよく終えて、明日を気持ちよく迎える

1.眠る前の30分を大切に
 一日の締めくくりは、次の日のスタートに大きく関係します。眠る前のひとときをどのように過ごしていますか?会社の帰りに飲み会に行って、ヘトヘトに疲れてベッドにバタンキュー……という、翌日の目覚めは決して快いものではないはずです。
 朝のスタートが不快で調子悪いと、その日一日が、冴えない一日になってしまわないとも限りません。一日の心と時間のマネジメントは、前日の眠る前から始まっているのです。
 禅の修行も一日の締めくくりは「夜坐(やざ)」という夜の座禅をします。座禅で姿勢も、心も整え、静かな心になってから眠りにつくのです。
 修行者の身ではない私たちでも、穏やかな心で床に付くことが、健やかな眠りにつながり、いい朝を迎えられる秘訣です。
 短い時間でもいいのです。好きな音楽を聴く、本を読む、香を焚くなど、気持ちがいいと感じる時間を持ち、今日一日を感謝し心を明日に向けてリセットすれば、自ずと呼吸も整います。ハッピーな一日を迎えられる小さな準備をしてみましょう。

2.眠る前に心配ごとはしません
 仕事のことや、恋愛のこと、家族のこと。悩みや不安は生きている限り尽きません。それも不思議と、夜になるとより強くなります。人間は環境に支配される生き物。明るい昼間よりも、暗い夜のほうが絶望的になりやすいといわれています。その証拠に、朝になれば、悩みの見方や捉え方が変わってラクになっているということはありませんか?心配事や不安の本質はなんでしょう?そのほとんどは、自分の心が作り出しているものではないですか?夜の心配事はいったん脇に置いて、夜の浄化力に任せてみましょう。朝は必ずやってきます。眠れない夜にさよならして、新しい一日を手に入れましょう。

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