ボストーク -- Boss Talk --
今年は梅雨明けが早かったですが、途中から戻り梅雨の気配。暑さはそのままで、湿度が高くて寝苦しい日が多くなりました。愛媛県人は、日本で一番夏バテするそうですから、皆様もしっかり休養と栄養を取って、この夏を乗りきっていただきたいと思います。
さて、今回は、ITの話。最近は、携帯電話もスマートフォン(「スマホ」と省略)に取って代わりつつあるようです。携帯ショップに行っても、基本的に販売されるのはスマホで、従来の携帯電話(ガラパゴス携帯の略で「ガラケー」と言われます)は、こちらからお願いしないと販売してくれません。
しかし、スマホに変えたものの、電話とメールしか使わないので、結局ガラケーに戻したという人が多いようです。ガラケーは基本的に電話の機能が中心で、メールも使えるというものですが、スマホは基本的な機能はパソコンで、それに電話が付いています。そのため、様々なアプリケーションソフト(「アプリ」と言われます)が存在しています。標準でもゲーム、カレンダーやインターネット閲覧、メモ帳のような機能もあります。それだけならガラケーにもあったのですが、ダウンロードすることで、追加することが可能です。今人気なのは、LINEやFacebook、TwitterといったSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)系のものです。その他に、EvernoteやDropboxといった資料を管理するもの、電子書籍、健康管理、私たちが使う税金のソフトまで様々です。自分のニーズに合わせてこれらを使いこなしていけば大変便利なのですが、コンピューター(PC)を使うことが前提のような感覚ですから、PCを使いこなしていなければ、スマホも使いにくいことになります。私が初めてiPhone(スマホには、大きくアップル社のiPhoneとグーグルが開発したAndroidをベースにしたものがあります)を使ったときの経験では、初めに本を2冊程度読み、しっかり準備をしておくことと、途中で分からないことがあれば、ネットで調べることで使い方を学んでいくのが良いと思います。ガラケーにあったようなマニュアルはありませんので、携帯ショップに行っても、基本的なことしか教えてもらえません。一般的に、スマホは機能がアップする分、ガラケーより利用料金も高くなります。使いこなすところまでいかないまでも、自分がやりたいなと思える機能があるのかどうか?そのあたりをインターネット等で事前に調べて、スマホを利用されることをお勧めします。もう買ってしまったという場合は、今からでも勉強してみて、頑張って使ってみるようにしましょう。
ところで、話は変わりますが、先月、私はノートPCを、Windowsベースのレッツノート(パナソニック製)から、MacBookAir(あのスティーブジョブズのアップル製)に変更しました。同じコンピューターですので、ガラケーとスマホのような違いはありませんが、Windowsとマックの発想の違いに気がつく良い経験になりました。ただ、使い勝手はかなり違っているため、やはりネットで情報を収集し、カスタマイズに時間を取られる毎日です。
携帯もスマホも、たかが電話(プラスα)ですが、柔軟な発想のためのエクササイズ(練習)だと思って、使いこなせるようにチャレンジしてみて下さい。
今月は、英語の表現がたくさん出てきました。新しい技術用語については、日本語に置き換えることがほとんどなく、そのまま英語が使われます。これもエクササイズです。